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Class of 2004 NBA選手の高校時代の評価を振り返る 第3弾

ドワイト・ハワードを筆頭に多くが高校からNBA

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NBA選手のハイスクール時代を振り返ります。2004年クラス (Class of 2004) も、全米トップクラスの多くが、NCAAではプレーせず、直接NBAへ進む道を選んでいます。
2004年のNBAドラフトでは、ドワイト・ハワードが1位指名。他にも、ショーン・リビングストン、ロバート・スウィフト、セバスチャン・テルフェアー、アル・ジェファーソン、ジョシュ・スミス、JR・スミス、ドレル・ライトが、高卒選手として1巡目で指名されています。
ドワイト・ハワードはリーグを代表するセンターに成長し (最近は自信を失っているように見えますが…)、オーランド・マジックではNBAファイナルにも進出しました。アル・ジェファーソンも稀有なポストプレーヤーとして活躍し、2014年にはオールNBAサードチームに選出されています。しかし、それ以外は、オールスターの出場経験もなく、ロールプレーヤーとして生き残っているか、すでにNBAから姿を消しています。

 


Class of 2004 高校生プレーヤー ランキング Top 20

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恵まれた体格と優れた運動能力で他を圧倒していたアトランタ出身のドワイド・ハワードがナンバーワン。まだまだ粗削りな面が多かったものの、これだけスケールの大きなビッグマンをNBAが放っておくはずがありません。
先日のNBAファイナル第1戦で大活躍したショーン・リビングストンが全米2位。201cmの長身ポイントガードで、名門デューク大でプレーする予定でしたが、結局はドラフト4位でクリッパーズ入り。将来を期待されましたが、3年目に靭帯を複数断裂する重傷を負い、キャリアは終わったかに思われました。しかし、懸命なリハビリを続けて現役に復帰し、数々のチームを渡り歩いて経験を積み、現在はウォリアーズでセカンドユニットの貴重な戦力としてファイナルの舞台に立っています。
セバスチャン・テルフェアー (6位) は、天才高校生として SLAM Magazine の表紙を飾りますが、ポイントガードとしては安定感に欠け、NBAでは成功できませんでした。ロバート・スウィフト (8位) は、ソニックスでプレーするも大成せず、日本の東京アパッチでもプレーしましたが、コート外でトラブルを抱え、自宅を差押えられる事態にまで発展。ドワイト・ハワードのように高卒プレーヤーとして成功を収める例もあれば、NBAでは生き残れなかったり、コート外でトラブル抱える悲劇的なプレーヤーも数多く存在します。
トップ20では、ルディ・ゲイ (5位)、グレン・デイビス (11位)、ラマーカス・オルドリッジ (12位) といった好選手が並ぶ他、デューク大のデマーカス・ネルソン (18位)、UCLAジョーダン・ファーマー (20位) など、カレッジで活躍した選手も輩出しています。

 

1. ドワイト・ハワード Dwight Howard

2. ショーン・リビングストン Shaun Livingston

3. アル・ジェファーソン Al Jefferson

4. ジョシュ・スミス Josh Smith

5. ルディ・ゲイ Rudy Gay

6. セバスチャン・テルフェアー Sebastian Telfair

7. マービン・ウィリアムズ Marvin Williams

8. ロバート・スウィフト Robert Swift

9. マリック・へアストン Malik Hairston

10. ランドルフ・モリス Randolph Morris

11. グレン・デイビス Glen Davis

12. ラマーカス・オルドリッジ LaMarcus Aldridge

13. DJ・ホワイト D.J. White

14. ジョー・クロフォード Joe Crawford

15. ダリアス・ワシントン Darius Washington Jr.

16. ファン・パラシオス Juan Palacios

17. ジャワン・マクレラン Jawann McClellan

18. デマーカス・ネルソン DeMarcus Nelson

19. ダニエル・ギブソン Daniel Gibson

20. ジョーダン・ファーマー Jordan Farmar

 


その他の有名選手のランキング

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コーリー・ブリューワー (25位)、アル・ホーフォード (48位)、ジョーキム・ノア (72位)、トウリーン・グリーン (圏外) はフロリダ大に進み、現サンダーHCのビリー・ドノバンのもと、NCAAトーナメントで2連覇の偉業を達成しました。
ドリュー・ナイツェル (54位) は、NBAには行けなかったものの、ミシガン州立大で活躍した渋くて頭の良いガードでした。ダーネル・ジャクソン (68位) も、カンザス大の主力として活躍し、2008年には全米チャンピオンを経験しています。
ロイ・ヒバート (圏外) の評価は決して高くありませんでしたが、ジョージタウン大での活躍で知名度を上げ、NBAではオールスターに選ばれるほどのセンターに成長。また、ニック・ヤング (89位) も、イギー・アゼリアと婚約するほどの有名人となりました。

 

21. ラジョン・ロンド Rajon Rondo
23. JR・スミス J.R. Smith
25. コーリー・ブリューワー Corey Brewer
26. アーロン・アフラロ Arron Afflalo
37. グレッグ・スティムスマ Greg Stiemsma
42. ドレル・ライト Dorell Wright
48. アル・ホーフォード Al Horford
54. ドリュー・ナイツェル Drew Neitzel
64. アンドレイ・ブラッチ Andray Blatche
68. ダーネル・ジャクソン Darnell Jackson
72. ジョーキム・ノア Joakim Noah
89. ニック・ヤング Nick Young
圏外. ジェフ・グリーン Jeff Green
圏外. トウリーン・グリーン Taurean Green
圏外. ロイ・ヒバート Roy Hibbert
圏外. タイラス・トーマス Tyrus Thomas

 

NBA選手の高校時代の評価を振り返る 全米高校生ランキング

 

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