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怪我で輝きを失った悲劇のスーパースターたち

ステファン・カリーは大丈夫?故障がキャリアを悩ませる

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右足首の捻挫から復帰したステファン・カリーが、今度は右ひざの捻挫でコートを去るアクシデント。25日にMRI検査を実施して詳しいことを調べるとのこと。恐らくプレーオフ全休といった最悪のシナリオには至らないでしょうが、今やNBAの顔となったカリーを失うことは絶対に避けなければならない。記憶に新しいところでは、デリック・ローズがプレーオフで大怪我を負って、今も尚、苦しんでいる姿は悲しい現実です。これまでも多くのスター選手が故障によって、キャリアが短命に終わったり、かつての輝きを取り戻せぬままチームを渡り歩いたり、悲劇的なケースは後を絶ちません。今回はそんな悲劇のスーパースターを振り返ってみたいと思います。
 

怪我で輝きを失った悲劇のスーパースターたち

5. ブランドン・ロイ (ポートランド・トレイルブレイザーズ)

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オールスターの常連で、リーグを代表する選手に成長していたブランドン・ロイでしたが、両ひざの怪我がキャリアを短命にしてしまいました。当時のブレイザーズはラマーカス・オルドリッジの成長もあり、今後が楽しみなチームでした。2012年にロイはウルブズで電源復帰しますが、やはり両ひざの状態は思わしくなく、事実上の引退を余儀なくされました。
 

4. ビル・ウォルトン (ポートランド・トレイルブレイザーズ)

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現在は解説者として有名で、ルーク・ウォルトンのお父さんでもあるビル・ウォルトンは、カレッジバスケットボールで圧倒的な活躍を披露したセンターです。UCLA時代は全米王者に2度輝き、プロ入り後も1977年にブレイザーズを優勝へ導き、1977-78シーズンにはMVPを受賞するなど、輝かしいキャリアを築き上げます。その後は度重なる怪我に悩まされ、短い全盛期となりましたが、その実績や功績は、NBAの歴史に刻まれています。
 

3. デリック・ローズ (シカゴ・ブルズ)

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2010-2011シーズンにMVPを受賞し、シカゴ・ブルズを優勝へ導くと期待された翌年、プレーオフ1回戦でまさかの悲劇が起こります。デリック・ローズは左膝前十字靭帯断裂の重傷を負います。ローズを失ったチームは第1シードながら、第8シードのシクサーズにまさかの敗戦。これ以降、ローズは怪我と戦いながら現在もブルズでプレーし続けています。全盛期の動きは戻らないでしょうが、プレースタイルを変化させて再び栄光を取り戻してほしいところです。
 

2. グラント・ヒル (デトロイト・ピストンズ他)

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得点、リバウンド、アシストなど、ルーキー時代からあらゆる部門で好成績を残したグラント・ヒル。オーランド・マジックに移籍した1年目に足首を故障してしまい、長らく怪我に悩まされるシーズンが続きました。その後、フェニックス・サンズでは脇役としてチームを支え、素晴らしいキャリア晩年を過ごしました。ピストンズ時代はマイケル・ジョーダンに続く次代のスーパースターとして期待されたほどの選手でした。
 

1. ペニー・ハーダウェイ (オーランド・マジック他)

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こちらもマイケル・ジョーダンの後継者と言われたスーパースター。2年目には早くもオールNBAファーストチームに選出され、シャックとの強力デュオでNBAファイナルにも進出しました。センス溢れるプレーで観客を魅了、ナイキの看板選手として日本でも爆発的な人気を得ました。ひざの故障以降は満足なプレーができず、サンズ、ニックス、ヒートとチームを渡り歩きました。もし健康だったなら、史上最高クラスの選手として素晴らしいキャリアを築いたことでしょう。
 

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