NBAファイナル2016 第1戦の「たいへんよくできました」ベスト5
ベンチ陣の奮闘でウォリアーズが初戦を制す
ショーン・リビングストンの20得点を筆頭に、ウォリアーズのリザーブが45得点の大活躍。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンが合計20得点に抑えられたものの、ベンチ陣が攻守両面で奮起し、ウォリアーズが貴重な第1戦を物にしました。
キャブズは第3クォーターに逆転するも、マシュー・デラベドーバとアンドレ・イグダーラの小競り合いを境に失速。17回のターンオーバーから25得点を許したことも敗因のひとつで、ウォリアーズの厳しいディフェンスを前にボールを回せませんでした。
オフェンスの組み立てと、ディフェンスのローテーションに課題を残したキャブズは、同じくアウェイで戦う第2戦までにそれらを修正できるかどうか。
NBAファイナル2016 スケジュール
- 第1戦 6月3日 (金) CLE 89 - 104 GSW (GSW lead 1-0)
- 第2戦 6月6日 (月) 午前9時 CLE@GSW
- 第3戦 6月9日 (木) 午前10時 GSW@CLE
- 第4戦 6月11日 (土) 午前10時 GSW@CLE
- 第5戦 6月14日 (火) 午前10時 CLE@GSW
- 第6戦 6月17日 (金) 午前10時 GSW@CLE
- 第7戦 6月18日 (月) 午前9時 CLE@GSW
※すべて日本時間
Cavaliers vs Warriors: Game 1 NBA Finals - 06.02.16 Full Highlights
「たいへんよくできました」ベスト5 - Game 1
5. リアンドロ・バルボサ
- Leandro Barbosa (Golden State Warriors)
- 11 MIN, 11 PTS, 1 REB, 0 TO
- FG 5-5 100.0%, 3PT 1-1 100.0%
短い出場時間ながら、すべてのシュートを成功。カリーとトンプソンの得点が伸びぬ状況で、チームの貴重な得点源となりました。
4. ドレイモンド・グリーン
- Draymond Green (Golden State Warriors)
- 40 MIN, 16 PTS, 11 REB, 7 AST, 4 STL, 1 BLK, 3 TO
- FG 5-11 45.5%, 3PT 2-6 33.3%, FT 4-4 100.0%
ゴール下では激しい接触で何度もシュートを防ぎました。オンボールに対するディフェンスも見事で、キャブズのオフェンスのリズムを崩しています。
3. レブロン・ジェームズ
- LeBron James (Cleveland Cavaliers)
- 41 MIN, 23 PTS, 12 REB, 9 AST, 2 STL, 1 BLK, 4 TO
- FG 9-21 42.9%, 3PT 2-4 50.0%, FT 3-4 75.0%
闘志あふれるプレーでチームを引っ張りましたが、疑問に残るシュートセレクションも見受けられました。オフェンスのリズムが停滞し、なんとか個人で打開しようとするも、突破口を見出せず。
2. アンドレ・イグダーラ
- Andre Iguodala (Golden State Warriors)
- 36 MIN, 12 PTS, 7 REB, 6 AST, 1 STL, 1 BLK, 0 TO
- FG 5-9 55.6%, 3PT 2-4 50.0%
相手のドライブに対するディフェンスと、シュートモーションに移る絶妙なタイミングでボールをはたき落す好プレーを連発。キャブズは今年もイグダーラのディフェンスに悩まされそうです。
1. ショーン・リビングストン
- Shaun Livingston (Golden State Warriors)
- 27 MIN, 20 PTS, 4 REB, 3 AST, 1 STL, 0 TO
- FG 8-10 80.0%, FT 4-4 100.0%
重要な場面でミドルレンジからのジャンパーを次々と成功させ、チームに勢いをもたらしました。セカンドユニットでは司令塔としての役割もこなし、シリーズを通してXファクターとなりそうな予感。
NBAファイナル2016 「たいへんよくできました」ベスト5
- 第1戦 ショーン・リビングストン
- 第2戦 ドレイモンド・グリーン
- 第3戦 カイリー・アービング
- 第4戦 ステフィン・カリー
- 第5戦 カイリー・アービング
- 第6戦 レブロン・ジェームズ
- 第7戦 レブロン・ジェームズ